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まめ福


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by mgrm
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美術館に行ってみた!「Paramita Museum」その2

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エントランスホールを入るとすぐに池田満寿夫さんの「般若心経シリーズ」の展示室があります。

展示室に入ると全体は薄暗く、グレーのカーペットそして、黒の壁に真っ赤なタイトルボードが目を惹きます。谷口吉生さんの「東京国立博物館法隆寺宝物館」の展示室のようです。奥に視線を向けるとその薄暗い空間の中に仏像が浮かんでいるように展示されているのが見えます。

第1室:幅1m × 長さ3m × 高さ0.2m 程の黒色の展示台に陶器の椀が無数に羅列されています。般若心経の文字が一つ一つの椀の底に刻まれ、その一つ一つの文字を並べて経文を現しています。「お椀に飯を盛り、汁を入れ、酒を入れ、空を満たす」このメッセージがなんとも人間らしく、素直で、ググッと心を引き寄せられました。

第2室:薄暗い展示室に、金色が腹の底をギラリと照らす般若心経の断片。谷崎潤一郎の「陰影礼賛」を思い出します。薄暗に浮かぶ金色は、服の下に隠れているお腹、いやいや、それよりもっと内側のもの、ハラワタをギラリと照らしているようです。

第3室:展示されている、土の塊でつくられた陶器の仏像たちは、どれもジェラードのように溶けてしまいそう。壊れる時は、粉々に小さな陶器の塊になるだろうに、たらりと溶けてなくなってしまいそうな、そんな仏像たちです。描かれている仏像の顔は、すごくシュールだったり、ハンサムだったり。今までの仏像では見られないような顔立ちです。

「宗教とは、究極のところ死の不安や恐怖を取り去る人間の智恵」という池田満寿夫さんの宗教観がビリビリと伝わってきました。

池田満寿夫さんの「般若心経シリーズ」をみて、心がいっぱにになってしまった。
お目当ての「小林貢展」を見る前に、感動の針が振切ってしまった・・・

(写真は、Paramita Garden内にある内田鋼一さんの「壷の道」)
by mgrm | 2005-09-11 09:27 | デザイン
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