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COOL!!!
千社札とは、神社仏閣に参拝の印として
貼る納札のことで、古くは永延二年
(988)に花山天皇が粉川寺に納札したという
記録が残っています。もともとは、
一寸六分(4.8cm)×四寸八分(15.2cm)に
墨一色で描かれていましたが、
次第に、小さなスペースに
知恵と遊びと少々の自己顕示欲を盛り込んで
描かれるようになりました。
どうですかー、超クールじゃぁないですかっ!!!
しびれます。
小さな紙片に、独特な世界観が存在し
奥行きは、実際の紙面の枠を超えちゃってます。
江戸の男衆が、粋や洒落の効いた
納札の交換会に夜な夜な興ずるなんて
なぁんて、男前なんでしょ。
外国の寺院建築では、
建物を天に向けて高く、高く建てることにより
神に近づこうとしたといいます。
一方、日本の茶室建築では、
全てをそぎ落とした、ほんの小さな空間に、
宇宙をみたといいます。
この千社札も茶室と同じく、
一寸六分×四寸八分の空間に
宇宙をみたのでしょうね。
ファンタスティーーーック ジャパーン!!!